京都伏見の名所をぶらついてみました‥十石舟・寺田屋・三栖閘門

いい天気だ。

京都伏見での仕事が早く終わったので、濠川ごうかわ(ほりかわとも言われます)沿いを歩いてみる。

濠川沿い
「濠川沿い」

コロナの陽性者が激増していることもあって、観光客はほとんどいないし、行き交う十石舟に乗っている人もかなり少ない。

十石舟
「十石船」

これはある意味チャンスだと思い、十石舟に乗ってみることにしました。

十石舟

従来は乗客同士が向かい合うように両サイドに設置されている椅子も、舟の真ん中で背中合わせになるように設置してあるが、お客さんが極端に少ないだけでなく窓全開。

感染を心配することは全くなさそうだ。

十石船

出発してまず最初に見えてくるのは、月桂冠大蔵記念館です。
今から約115年前の建物で、新京都百景に選ばれています。

月桂冠
「月桂冠大蔵記念館」

そこからほどなくして、「坂本龍馬」とその妻「お龍」の銅像が見えてきます。

坂本龍馬とお龍
「坂本龍馬とその妻 お龍の銅像」
1866年、寺田屋の襲撃事件で傷を負った龍馬は、妻のお龍とともに霧島に湯治療養に訪れます。これが日本で初めての新婚旅行だと言われています。
この対岸に寺田屋はあります。

このあと十石舟はまっすぐ進みます。
この両岸は桜で、花見の時期に乗ればきっと綺麗なんでしょうね。

琵琶湖疎水へ向かう十石舟
「琵琶湖疎水へ向かう十石舟」

右手に琵琶湖疎水の本流が見えてくると、ここから左の方へと進んでいきます。

琵琶湖疎水
「琵琶湖疎水の本流」

港大橋が見えてきました。

船着き場のある三栖閘門みすこうもんはもうすぐです。
橋の右端に、わずかに三栖閘門が見えているのがわかると思います。
ちなみに、橋の右側は伏見みなと広場、左側は伏見港公園です。

港大橋
「港大橋」

船着き場が見えると、船頭さんがロープを持ってへさきにスッと立つ。
舟の舳は写真で見る以上に狭いし不安定なので、この姿が実にかっこよく見える。

正面の赤く見える閘門の向こう側に、宇治川が流れています。

三栖閘門
「三栖閘門」

ここで一度下船して、三栖閘門資料館(写真右の建物)を見学します。

三栖閘門
「三栖閘門資料館と水門」
水門
「閘門」

間近で見る閘門は、息を呑むような迫力があります。

三栖閘門資料館

三栖閘門資料館
「三栖閘門資料館」

三栖閘門資料館は、もともと水門の操作室でした。
ここでは、閘門の成り立ちや伏見の歴史などを解説していただきました。

■ 三栖閘門の模型です。
花見の時期に大勢の観光客が訪れ多用したことにより、故障してしまったようです。

三栖閘門模型
「三栖閘門模型」
三栖閘門は1929(昭和4)年に造られた、濠川と宇治川を結ぶ土木構造物です。
この2つの川の水位は違うので、2つのゲートで閘室内の水位を調節し、水位の違う濠川と宇治川を連続させる役割をしていました。
現在、交通路としての利用はされていません。
洪水を防ぐための宇治川改修や天ケ瀬ダムの完成による宇治川の水位が低下したことが要因となりました。
閘門より宇治川を望む
「宇治川」

宇治川の水位が低いのがわかります。

■ 三十石船の模型です。
三十石は約450㎏あります。

三十石船の模型
「三十石船の模型」

■ 伏見港と伏見の町の模型

伏見港の模型
「伏見港と伏見の町の模型」

資料館スタッフの説明は丁寧で分かりやすくて楽しく、帰りの舟までの時間では短すぎました。

旅籠「寺田屋」

舟を降りてすぐに寺田屋へ向かってみるものの、参観時間には間に合いませんでした。
中の様子が見れなかったのは残念です。

寺田屋

寺田屋は坂本龍馬襲撃事件で知られていますが、現在の寺田屋は明治になって再建されたものらしい。

見学の受付は、10時から15時40分まで。
終了は16時です。

伏見の女酒と灘の男酒

伏見の酒は女酒と呼ばれます。
その要因は水です。

使われる水はミネラル分の少ない軟水で、時間をかけてゆっくり発酵されるのです。
そのため、まろやかな仕上がりになります。

対して灘の酒は男酒と呼ばれます。
灘の水はミネラル分を多く含み、麹や酵母の栄養となり発酵が活発になります。
そのためコクがあってすっきりした味わいになるのです。

プラムワインと塩ぽんず

どこかで一杯飲みたいところではあったけど、さすがに今の状況を考えると気が引けてしまう。

そこで家飲み用に日本酒でも買うつもりで、通りがかりにあった店に入ってみた。
いろいろな日本酒が並んでいる中で、ふと目に入ったのがこれ。

プラムワインと塩ぽんず
「プラムワインと塩ぽんず」

伏見の酒蔵が作ったという塩ぽんず
藻塩使用とある。
藻塩はちょっと高めの美味しい塩で、これは美味そうだと直感が働いて即買い。

そのとなりにあったプラムワイン も、なんだか妙に気になる。
一通り日本酒を見たが、どうしてもプラムワイン が気になって仕方がないので、勢いで買ってしまった。
このパッケージが気に入ったのかもしれない。

味についてはまた後日、書くことにします。

塩ぽんずについてのレポートはこちら。
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最後に

伏見のこの辺りは以前にも何度か来ているが、十石舟に乗ったことで新たな発見があった。

何度か来て見慣れた風景も、視点が変われば全く違う風景に見える。

時間があれば自分が住んでいる周辺環境も調べてみると面白いかも…などと思ってしまった。

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